今日の一品
11月中旬にスイスのチューリッヒに出張に行ってきました。Onというこの地に本拠を構える世界中で人気上昇中のランニングブランドの取材のために訪れたのですが、スイスを訪れるのはイタリア語圏のルガーノと昨年8月のフランス語圏のジュネーブに次いで3回目。ジュネーブは空港を利用しただけで、シャトルでシャモニーに向かったから、街は行ってないんですけどね。
ちなみにスイスと聞いてなにを思い浮かべますか?
自分は「アルプスの少女ハイジ」と「スイス アーミーナイフ」。後者は世界的なベストセラーとなった「マジソン郡の橋」の主人公、ロバート キンケイドが首から紐で下げているという記述があって、それに憧れて自分も真似したのですが、買ったのがビクトリノックスのスイスチャンプという豪華版で、重くて首が痛くなり、首から掛けるのはやめました。首から掛けるならミニクラシックあたりが最適でしたね。
そんなこともあって、何個かのミニクラシックを各スーツケースに入れてたのですが、これには唯一欠点が。それは栓抜きが付いてないこと。海外で飲む瓶ビールは最高なんですが、最近は部屋に栓抜きが置いてないことも多い。フロントに言えば貸してくれるのですが、サイパンマラソンにSHOES MASTER編集長の榎本さんと行ったときは10ドルくらいのデポジットを取られてました。というわけで、最近になって栓抜きの付いた小さなビクトリノックスを買おうということになり、選んだのがミニチャンプ AL SV。スイスアーミーナイフで最も有名なのは、レッドのプラスチック製ハンドルでしたが、のちにブラックのプラスチック製が人気になりました。個人的に今の気分はアルミニウムのシルバー。小さくてシンプルなんですが、下記のように15種という多機能を誇ります。近々革紐を買いに行って、首からも掛けられるようにしたいと思います。コレがあれば瓶入りのロングボード、テカテ、ニューキャッスル ブラウンエールetc.もドンと来いです。一時期はスクリュー式の瓶も多かったから、栓抜き要らなかったんですけどね。
- blade, small
- レターオープナー(ブレード)
- orange peeler
- スクレーパー
- 甘皮押し
- bottle opener
- wire stripper
- プラスドライバー(フィリップス型)
- nail file
- nail cleaner
- 2.5mm スクリュードライバ
- ruler (cm)
- ruler (inches)
- はさみ
- キーリング
コレが自分にとって重要な栓抜き部分。
ビール好きには必携パーツです。
明日2月22日に自分が編集長を務める「Runners Pulse」の第4号が発売されます。ギアにこだわりのあるランナー、海外レースに興味があるランナーにピッタリな内容になっていますので、何卒よろしくお願いいたします。