今日の1足

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自分たち世代にとってパトリックはフランスのスポーツシューズブランドであり、フランス製のイメージですが、先日話した20代のスニーカーフリークにとってのこのブランドのイメージは、日本の職人技らしい。実際同ブランドは生産のいくつかの工程を現在も日本国内で行っており、その丁寧な仕上がりには定評があります。そう、現在では「パトリック=日本」というイメージも強いのです。

 

そんな状況で、ブランドの原点を見つめなおすべくパトリック創業の地フランスでシューズを製造するというプロジェクトが、”PATRICK REBORN PROJECT” です。記念すべきファーストモデルに選出されたのは、サッカーのフランス代表として大活躍したミッシェル プラティニが絶大な信頼を置いたサッカートレーニングシューズのリバプール トレーナー。オリジナルが展開された'80年代はサッカーシーンだけでなく、カジュアルシーンでも人気となったモデルで、今回の復刻版は上質なフランス製カーフレザーをアッパーに採用。高級なドレスシューズを履く時に、フィット感が高いために、足を入れた瞬間、「プシュッ」と空気の音がしますが、この靴も同様の音がして、足を包み込むような高いフィット感を提供してくれました。

 

ちなみにこのリバプール トレーナーは日本国内で100足の限定販売。4月9日に東京 吉祥寺にオープンしたフラッグシップストアパトリックラボ 吉祥寺での販売を皮切りに、4月22日からは全国LABO各店舗でのセールスもスタートしました。

 

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シュータンラベルには MADE IN FRANCEの文字が誇らしげに入る。

 

 

 

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アッパーには肌理の細かいフランス製カーフレザーを使用。履くほどに足に馴染みます。