今日の3足

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今日、5月23日からミタスニーカーズでホカオネオネの展開がスタートします。ラインアップされたのはボンダイ5、クリフトン3、オラリカバリー スライドの3モデル。いずれもブラックを基調としたカラーリングで、国井さんの今回のセレクト意図が感じられます。ホカオネオネは、その比類なきクッショニング性能やゆりかご形状のソールユニットによる効率的な走りにより、これまでもランナーの間では著名な存在でしたが、今回のミタスニーカーズによる展開は、このブランドがランナーのみならずタウンユースでもポピュラーとなるひとつのキッカケになるような気がします。

 

そして30年以上前、とあるブランドがスポーツの枠を超越してライフスタイルシーンでも根付いたときに似ているような気がします。そのブランドとはリーボック。あくまでイングランドのローカルスポーツブランドであったリーボックが、ワールドワイドで知られる存在となったのは、1982年にリリースされたフリースタイルがアメリカ市場を中心にヒットしてから。ガーメントレザーと呼ばれる衣類用の薄手で柔軟な天然皮革をアッパーに使用したエアロビクスシューズはフィットネス愛好家だけでなく、特にブラックカラーバージョンは、OLの通勤履きとしても良好なセールスを記録。それ以降リーボックはストリートシーンでも知名度が急激に上昇しました。ミタスニーカーズによるホカオネオネの展開は、個人的にはそのときのことを思い出すのです。

 

「あのときミタスニーカーズでホカオネオネを取り扱ってから、独自のクッション性がランナー以外にも知れ渡って街でも人気になったんだよなぁ…」と、将来のある時点で今日という日のことを振り返るかもしれません。